今日はみんなに大人気、米軍パップテント についてそのサイズと種類について記述したいと思います。
《1.サイズについて》
初めて買う人にとってはそのサイズ感や使用について疑問があるはず。
そこを少し解消できればいいと思いますが、まぁ最終的な判断はおまかせで笑
まずは幕のサイズですが、縦になる部分は133センチくらいになります。経年劣化で縮んでいると思います。規定値は135か140でしょうか?7センチも縮むとは思えないので、135が有力ですね。
そして本体部分の横幅は157センチくらいです。ここから出入り口部分の三角形部分が延長されます。
おそらく、経年劣化で縮んでいます。デットストック品などではもう少し長いでしょう。規定値は160センチ辺りかもしれません。
次に、支柱の紹介です。純正は木製で3分割のポールです。
1つの長さは画像の通り。約40センチです。
これを3本繋げると
全長112センチくらいになります。純正ポールがなくても大体その辺りの高さを目処に支柱を作れば、まぁ似たような形になりますし、そもそもパップテント とはシェルターハーフという名称が本来ですので、高さは戦場の地形、塹壕等によって変化に合わせられる柔軟性を持っているので、as you like でokです。
amazonでも売っているスチールポールで私は代用するときもあります。
全長は105センチ(▲7センチ)くらいになりますけどね
さて、ここでガイドロープを使って立ち上げると下の写真のようになります。
この高さは純正ポールを使った場合の設営です。以下幅等の参考に。
出入り口部分になります。画像では幕を土から若干離れた位置でペグ打ちしているので、風を通さないように地面と密着させる場合はもう少し狭くなると思います。
大まかに言って180センチくらいの開口部です。真ん中にあるポールのせいで面倒に感じるかもしれませんが、この若干の使いづらさこそが軍幕ですね。快適性を求めるなら改造か、DODから出ているようなパップフーテントを買った方がいいです。
そして突き出し部分である三角形の出入り口を伸ばすと、80センチほどの出っ張り部分が出来上がります。
両側に開口部はついているので、パップテント の本体設置面積は(80+157+80)✖️180 ほどになります。そしてガイドロープや作業の場所を考えると、
80+157+80+両側ガイドロープ分200)✖️(180+左右の間隔合わせて100) くらいになりますね。これがパップテント の最終的な設置面積となります。
なおサイズについてはコットン製なので経年劣化による多少の伸び縮みがあり、個体差と言えます。デットストック品もありますので、高いかもしれませんがそちらをお勧めします。
あ、ちなみにコットンなので 重度のハウスダストや花粉で鼻が敏感な人は、微量のカビとか古いコットン製品特有の匂いなどでしばらくクシャミが止まらない場合もあります。ご自身の体質とも相談の上、手を出すことをお勧めいたします。
長くなったので種類は次項②に続けます。