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Posted by naturum at

2018年11月17日

西ドイツ時代のドイツ連邦軍のテント

ドイツ連邦軍は最初から今までずっとドイツ連邦軍であり、東西統合された前後で特に変化はないので、西ドイツ軍とは呼ばないのが本来の語訳なのですが、やっぱりめんどいので西ドイツ軍と呼ぼう。‹前置きが長い›



というわけで極めて珍品に位置するであろう、西ドイツ軍の正式採用だったのか試験採用だったのかよくわからないテントの紹介です。

戦後のことなので、第二次世界大戦中のドイツ軍ゆかりのツェルトバーンの原型はどこへいったのかというくらい、米軍のパップテント です。

まぁこれはわかる。だってツェルトバーンよりパップテント の方が少ない人数で設置できまるからね。ツェルトは4人が集まって4枚のツェルトを組み立てないとできません。戦死したり破れたら完成しないのよ。しかも基本的に雨具としての使用を念頭に置いたものだからテントと別にはできないという欠点がある。

再建された西ドイツ軍の将兵たちも、アメリカ兵たちの装備の合理さを取りいれたのでしょうね。





全体図はパップテント のまんまなのですが、出入り口に相当する三角形の部分が小さいのが特徴です。
体の大きい欧州人にとって、この小ささは許容できたのか不思議です。


さて細部の紹介。


天井部分はドットボタンではなく、ドイツ軍の伝統的な皿ボタンです。



そしてペグダウン用の紐はパップとちょっと違っていますが、基本的には同じです、少し構造がドイツのものの方が凝っている気がします。

反省する気がないな、ドイツ人もこの辺りは、合理的にしろと。。。。



側面には腕を出すようのスリットが設けられています。雨具という側面をあくまで有しているのが特徴ですね、このへんはもはや欧州と米国の考え方の違いなのでしょう。他の欧州国家のテント類も基本的には個人雨具を連結することでテントにすることができる、という思想で運用していますが、米国だけは雨具は雨具、テントはテントで分けて支給しています。〈米軍の雨具もテントに転用はできる〉
物質面で無尽蔵の供給が可能な国家だったからこそなのでしょうか

そしてこの西ドイツ軍のテントはリバーシブルなのも特徴です、ここは二次戦のころとかわっていません。



濃い緑ですね。旧ドイツの武装SSが使っていた迷彩服も春夏と秋冬で迷彩面を分けておりましたので、それを踏襲しているのだと思います。


はい、こんな感じのテントでございました。
ぶっちゃけ、米軍のパップテント で十分だと思いますし、ドイツ連邦軍のフレックタン迷彩のテントの方がいいとおもいます。少しばかり大きいので。

皆様のステキなミリタリーギア運用を。good speed!!
  


Posted by メルダース at 16:21Comments(0)ミリタリー

2018年11月06日

東ドイツ軍テントの中

記事を分けて生存報告とあしあと稼いでいるわけではありませんよ?(滝汗)

今回も軍幕のお話。前回のネタにした東ドイツ軍のテントの中です。

今回のポールは140㎝のポールを3本使いました。
これ以上高くすると床がせまくなってしまうかもしれないな、と思って140にしましたが、まぁパップテントで慣れているせいか、やはり快適、御殿でしたね。


手前に机とローチェアを置いて、奥に御座と銀マット2枚を重ねて、その上に米軍の寝袋ことモジュラーシステムを置いています。

ローチェアということもありますが、この状態で余裕で座れますし、快適です。私は身長171cm程度なのでご参考ください。



思った以上に寒くなかった夜だったので、たいしてウィスキーは進みませんでした。ダブルのソーダ割3杯くらいでノックアウトw寒ければもっと飲めるのですけどねー、酔いも醒める寒さでやる冬キャンプも好きです。
スコッチは愛用のVAT69です。空挺隊員ですから(キリッ)





カメラがアウトドア用のRICOH WG-40Wなので暗闇の中では撮影に限界が・・・・水滴やら乱反射で模様がでちゃうのが残念。

奥行きはさすがに6枚連結の良さがでていていいですね。快適です。
この日は朝方に雨も降ったのですが、気づかないくら幕が丈夫です。
また、朝7時を超えても、テント内は真っ暗です。完全に寝過ごしますw

まだまだ中田商店などに安価に置いてありますので、やってみたい方はぜひトライしてみてください。
重いし、設置にコツがいりますが、慣れれば大したことありません。

それでは、ジークハイル、アウフヴィーターゼン(独語)  


Posted by メルダース at 00:18Comments(0)ミリタリー

2018年11月03日

東ドイツ軍テント



ミリキャンから早くも1週間。


なんかやり足りない感あるので、東ドイツ軍の連結テントを引っ張り出してみた。

うん。

広いな。流石のサイズだ。パップテント から比べると御殿に思える。

難点はコットンなので、水を含んだら絶望的に重たくなることですね。パップテントですら豪雨の後は大変重いので、雨上がりの撤退は至難の技が予想される。

2日間晴天でしか出せない。というのはテントとしては非常に使い勝手が悪い。



今日はこれで寝てみよう。

【立てるために必要なもの】
1、ペグ8本
2、ガイドロープ2本
3、ポール3本(高さは任意、画像は140cmを使用)

  


Posted by メルダース at 17:15Comments(0)ミリタリー